スラクストンR まず一目見たときの豪華な装備。ゴールドに輝くオーリンズ制サスペンションやブレンボモノブロックキャリパー。クラシックモデルに???と言う意見もあるかもしれませんが、私はここにトライアンフの本気を見た気がします。ネオクラシックを牽引するトライアンフの本領は「走り」にあります。ライディングモードにスポーツモードを搭載。カフェレーサーの姿を持つスーパースポーツのような出立ちは本来トライアンフの目指しているモノではないでしょうか。街乗りでは若干足回りの硬さを感じる事はありますが、ワインディングや高速道路でスポーティな走りをする場面では、旋回性の軽さやブレーキの安心感につながります。
ただ、個人的にはメーカーで作られたカスタムコンプリートのような完成度を見た目だけで選んでしまうのも有り!!と思っています。
スラクストン スラクストンRとは基本的なエンジンスペックは一緒ですが、前後サスペンションやブレーキキャリパーなどの足周りに違いがあります。 トライアンフカフェレーサーとしてのイメージを色濃く受け継ぐのはこのスラクストンではないでしょうか。サーキットやワインディングをガンガン攻めるような走りでなければ必要充分すぎる程の性能はありますし、よく動くサスペンションは街乗りやツーリングに最適とも言えます。また、純正オプション以外のビキニカウルにも良く合うスタイリングなのでカスタムの幅も広いと言えるでしょう。スラクストンRと迷われる方も多いですが、乗り方やカスタムの方向性など実用面をとくにご検討いただければと思います。
T100 新型900ccエンジンを搭載し、外観はよりクラシカルに仕上げられたT100。兄貴分のT120と車体寸法は同じなのにまたがった時の重量感は明らかに軽く感じます。スポークホイールのためかストリートツインよりは柔らかい乗り心地で高速道路で一気に距離を走ったときの快適性はT100の方が上でしょう。先代T100と同じ5速ミッションですがトルクが上がった分巡航速度も上がりました。
ストリートツインよりもハイトルク型に味付けを行い、同じエンジンでもここまで違う乗り味に仕上げられたのは、さすがトライアンフといったところでしょう!
ストリートカップ ストリートツインをベースにカフェレーサーへ仕上げられたストリートカップ。 タコメーターを標準装備し、トラクションコントロールの切替えも可能。Aceスタイルドロップハンドルバー、バーエンドミラー、カフェレーサースタイルの脱着式シートカウルを備え、ニッシン製2ピストンスライディングフロントキャリパーやフローティングディスクでスポーティな走りを実現しています。
近年のカフェレーサーブームを象徴するように登場したストリートカップは個人的にも注目度大です♪1200ccスラクストンではちょっと自信が無いという方にもオススメだと思います。
ストリートツイン 従来モデルより約18%のトルクがアップし3200RPMで最大80Nmを発生するハイトルクエンジン。 高すぎず低すぎないハンドル、クラス随一の軽量な車体と相まって走る場所を選びません。ちょっと気が向いた時にコーヒーでも飲みにいこう...そんなノリで気兼ねなく乗れるトライアンフです。足着きも良いので大型バイク特有の心配もいりませんし、パワー不足も感じないのでベテランさんからビギナーさんまで幅広い方に楽しんでいただけると思います。
更にお求めやすくなった車体本体価格で、もう文句のつけようがありません!